SSブログ

ミラー洗浄 [機材]


光軸調整をしていたら、ミラーが汚れているのが気になりました。
どうやってきれいにするの?
GS-250RC Trussの分解、清掃方法はどこにも書いてありません。
たぶんこうだろうと推測できますが、ちょっと勇気がありません。
そもそもせっかく光軸調整したのに、、、
という訳で、今回は鏡筒を分解せずに、Truss鏡筒だからこそ手が届くことを利用して
清掃しました。でも、手袋して絶対に手の油分を付けないように作業をしたので
作業中の写真はありません。

使った道具は、
1.Nikon シルボン紙 :光学機器の清掃として信頼度高
2.精製水 :観測小屋の井戸水は不純物だらけでしょう
3.手袋 :手の油脂が大敵なので、なにもかも手袋して作業
4.ぽんぽん棒 :残った水分を吸い取ります、キッチンペーパーとシルボン紙でできています
5.センサー専用クリーニング綿棒 :仕上げ用、センサー清掃で使っています

IMG_2669.jpg

作業
シルボン紙をミラーの上に敷き詰めます。
精製水を落とします。
さらにシルボン紙を敷き詰めます。
精製水を追加します。
シルボン紙をそっと少々ずらしながらはがします。
これは手袋した手でやります。ピンセットを用意しましたが、これは危険です。
乾いたシルボン紙を落として、はがします。上記を2回繰り返します。
残った水分をぽんぽん棒で吸い取ります。
仕上げとして、センサー専用クリーニング綿棒でなでます。
ちなみに、副鏡は、センサー専用クリーニング綿棒でなでただけにしました。
Truss鏡筒は、主鏡、副鏡ともに、目で確認しながら十分手が届くので可能でした。

油分が多い場合は、中性製剤と流水で洗い流すとかが必要かもしれませんが、その場合は
勇気を持って分解するしかないですね。
ところで植毛紙と両面テープは、善し悪しだとつくづく思います。
植毛紙は、その製造方法故に、毛が抜けます。両面テープは、とっても便利ですが、劣化します。だから鏡筒内側で使うには、リスク大、メンテナンスが重要と言えます。今回、両面テープのカスがミラーに落ちるリスクを避けるため、全部キレイにはがしてしまいました。

夜は、那須野ふるさと花火大会へ行ってきました。
ひさびさ、たぶん2回目の参加です。
ちかくのスーパーが駐車場を解放してくれるので、自家用車で行けるので便利です。
しかも、正味1時間程度なのに2万発との事、連続的に豪華です。
今年の花火で印象的だったのは、花火師の競演とかなんとかで、色鮮やか、造形美の広がりがある技巧的花火があったことです。 来年も行きたいですね。

Flange_01.jpg

nice!(2)  コメント(1) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 2

コメント 1

青い森のヨッチン

天体望遠鏡はまだ生まれて一度も覗く機会がありません。
50年近く生きていますが近くに覗かしてくれるような環境もなくこの先一度でいいから覗いてみたいと思っています。
カメラ以上に天体望遠鏡はメンテが大変そうですね
by 青い森のヨッチン (2018-08-05 18:17) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

猛暑早すぎるハロウィン ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。