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重力波 [その他]

星と宇宙の日2016、国立天文台の公開日に参加しました。
今年のテーマは、重力波が拓く天文学
楽しみにしている講演は、以下で重力波研究の最先端を垣間見ることができました。
1.重力波で聴き取る宇宙の声 ラファエレ・フラミニオ教授
2.重力波を電磁波で見る 吉田道利教授
これからは重力波観測だ!と始めに思っておりましたが、そんなに甘くないようです。
ブラックホール、中性子星の合体とかでないと観測できないし、そもそもどの方角からの重力波なのか明確にならないそうです。それでも電磁波では得られない情報を得られるそうです。
まだこれからの研究分野の様子ですが、日本でもKAGRAという重力波望遠鏡が2018年に稼働するそうです。新たなステップに期待しましょう。

今年頂いたグッズで1番気に入ったのは、このカレンダーSUBARU望遠鏡で撮影したM17です。
Suprime-Camで撮影と書かれています。
IMG_1113a.JPG


三鷹の地下にあるTAMA300 重力波望遠鏡
3年前に見学したときはガラガラでしたが、今年は入場整理券が必要でした。
外国人のStaffが居たので、つたない英語で素人質問をしようと思ったのですが、ビビッて質問しませんでした。でもこの方が講演の発表者ラファエレ・フラミニオ特任教授でした。やっぱり、トライすればよかったですね。
IMG_1106.JPG

今年もサイエンスカフェにおじゃましました。
ご説明頂いたのは、「元祖、光でとらえる銀河のでき方、育ち方」
すばる望遠鏡でわかってきた銀河のお話を銀河天文学で有名な先生から直接頂きました。
かなり感動です。
やっぱり光学望遠鏡は大切です。TMT(次世代超大型望遠鏡)の募金書類をもらってきました。






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せちやん [その他]

”せちやん 星を聴く人”は、著者:川端裕人氏、講談社発行の作品で、とても魅せられました。
学校の裏山にぽつんと建つ摂知庵(せちあん)、そこには銀色のドームがあって、怪しい中年が
遠い星に思いを馳せ、宇宙からの電波をまじめに観測している。
その姿に3人の少年が魅せられ、せちあんを原点にそれぞれの大きな夢を追いかける。しかし、
成長する彼らを待つものは、希望、挫折、ほろ苦い世界だった。そして、その果ては、、、、

”せちやん”とはSETI:Search for Extra-Terrestrial Intelligence 地球外知性探査の様子
なので、今日は久々に映画”コンタクト”を見直しました。
”せちやん”は2006年の作品なので、ご存じの方も多いと思いますが、映画とセットで読む見ると
良いかもです。

実は最近、地学部OBメンバーで飲む機会がありました。
yozoraこと私にとってせちやんは、地学部に間違いありません。卒業後、それぞれのメンバーは
方向性も異なる人生を歩んでいますが、私の原点はここだと思います。
小説に出てくるSETIとは異なりますが、流星の電波観測もやってました。ノイズに耳を傾けていた
人は今でも”ザー”という音を思い出すそうで、私はちょっとうれしいです。
まだまだ、地学部OBの青春”その後”は続くでしょう。

IMG_1101.JPG

修正しました。
誤:せちあん
正:せちやん


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