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ELパネル [機材]

フラット撮影用のELパネルを作成しました。
EL板は、アイティ アソシエーツ株式会社の無機EL33cm正方形です。
トレーシングペーパー、クラフト紙、乳白色アクリル板を組み合わせて減光しています。
現状、ISO1600で3sec露光した画像をフラットとして使っていますが、さらに減光した方がよいかも、
またRGBもややばらつきがあるので、調整した方がよいかもと等と思っています。
これでカメラをセットアップした後、撮影前に、ばちばちとフラット、フラットのダークを撮影します。
まだ模索中ですが、明るくなるまで待って、こんな露出で良いだろうか? とか迷わなくてすみます。

IMG_1249a.jpg
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Truss構造の鏡筒 [機材]

GS-250RC/TRは、25cm望遠鏡としては珍しいTruss構造の鏡筒です。
すかすかなんで、簡単なミラー清掃とかは分解せず可能です。
鏡筒重量は15Kg、Truss構造ゆえに軽いという事はありませんが、1人で
載せ替えできる範囲です。
カーボン鏡筒のGS-250RCはときどきネットで見掛けるのですが、
このTruss鏡筒は国内のユーザが少ないようなので、情報不足、対応方法で悩みが多いです。
Truss鏡筒選択の選択は、ドキドキでした。
IMG_1088a.jpg

初めに対処したのが、迷光防止カバーです。オプションでLight Shroudという布製の
カバーがありますが、悩んだ結果、自分でカバーを作ってみました。8片のアクリル板と
植毛紙でできています。
完璧じゃないけど、結露予防効果もあり、まぁまぁこんなもんでしょう。
さらにフードも自作しました。軽く作りたかったので、初めは全部紙で作ってみました。
でもふにゃふにゃで断念、0.2mmのステンレス板を丸めて、さらに遮光環を3段入れて
強化してみました。
こちらのできはいまいち、もう一度作り直したいなぁー。
でもこの手の工作物は、なんだかんだとお金が掛かるんです。当面これで我慢かな。。。
DSC_0012.JPG

そうそうGS-250RC/TRと赤道義の接続は、アリガタ、アリミゾになります。
アリミゾは、コスモ工房の3in80WL200ワイドアリミゾ架台です。
とても信頼性が高く、ベストマッチだと思いました。
長焦点撮影の課題はたくさんありますが、鏡筒接続はクリアだと思っています。




light shroud
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GS-250RC/TR [天体写真]

遥か遠くの宇宙を眺めるのがテーマなんですが、機材イジリも楽しいです。
半年前に導入したGS-250RC/TRで、やっと少し撮影ができたのでレポートします。
やっぱり口径が大きいのは満足感があります。
一方課題が山積み、1つ1つ解決する必要があり、それはそれでやりがいがあります。
撮影地、天候、カメラ、赤道義、ガイド、、、、どれも大切ですが、どの鏡筒を使うかで
ボトムラインが決まるように感じます。

NGC2264(コーン星雲、クリスマスツリー星団) いっかくじゅう座 地球から2600光年
2017年1月28日撮影 那須塩原
GS-250RC/TR + CCD67 + LPS-D1 + EM400 + EOS-6D : 5min x12
Corn_20170128_1.jpg

撮影対象に寄って、正体不明の奇妙なゴーストがでます。副鏡の外周を対策する事例を
ネットで見つけ、やってみましたが駄目でした。
これは解決に時間が掛かりそうです。さてさて、、、
APC-Cサイズでトリミングすると無くなりますが、根本解決ではありません。
そもそも露出不足ですね。

馬頭星雲 オリオン座 地球から1500光年
2017年1月28日撮影 那須塩原
GS-250RC/TR + CCD67 + LPS-D1 + EM400 + EOS-6D : 5min x23
NGC2024_20170128_4.jpg

現在のセットアップではやや無理がありますが、EOS-6D フルサイズ トリミングなしです。
CCD67の有効画角は29mmと書かれており、周辺は減光します。 33cm角のEL板を
入手してフラット撮影をいつでも撮れるようになりました。
たぶんカメラ?を原因とする アルニタク星のゴーストが激しいです。
画像処理で軽減しましたが、これは解決できないかも。
馬頭星雲を撮影対象にするとクリスマスツリー星団で写る奇妙なゴーストはでません。


GS-250RC/TR
IMG_1173.JPG

Moonlite
IMG_1246_1.JPG

接眼部をMonnlite Focuser + Step Motorに置き換えています。
動きは驚くほど滑らかです。
但し光路長が長く、ピント位置で苦労しています。CCD67は、Focuserの内側にあり、
ミラーへ近づけています。他のReducerやFlatnerを使う場合は、なんらか特注リング
が必要かもしれません。
OAG9を準備しましたが、QHY-5LIIとの組み合わせで、うまく使えていません。
現状、並列同架のGT-40(240mm)でガイドしており、なんとかなっていますが、
オフアキシスガイドへ早く移行したいですね。私の技術不足を感じます。

もう少しすると春の銀河シーズンです。
長焦点を生かせる対象がたくさんあります。撮影へ出向ける機会が少ないのですが、
問題解決の調整をしつつ、1つでも2つでも撮影したいです。




















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