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タカハシ [天体写真]

山向こうからやって来た雲たちが、夜空に溶け込む
漆黒の宙に星座たちが踊り出てくる
那須に住む人、那須に訪れた人、皆に言いたい、今晩は夜空を眺めようよ

うん十年前の憧れに立ち返り、タカハシに戻ってきました
口径より完成度、惚れました ε-160ED
これからは、あれこれとか、独自性とか、捨てます
これで夜空の向こうを覗き込み、ゆったりと想いを馳せます

魔女のほうきとも呼ばれる網状星雲、つい最近、数千年前に太陽の25倍もある超新星が爆発してう生まれたらしい 現在も秒速100Kmで広がっているとか、、、想像が及ばない世界ですね

NGC6992 はくちょう座 地球から1600光年
2023年10月17日 ε-160ED + EM400 + ASI2600MC DUO 8min x 22
NGC6992_PI_20231017_001_03.JPG

ブログ更新は久々です でも、那須には訪れて、相変わらず星見を楽しんでいます
そうそう画像処理をPixInsightへ移行しました ソフトの進化はすばらしいです
先人の方々がYoutubeとかで解説しているので助かります 感謝感謝



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APT Astro Photography Tool [天体写真]

年々撮影機会が減っているので、快星の夜に巡り合えたら、効率よく成功率の高い方法で撮影したいです。 ピンぼけ、ノイズだらけ、ガイドミスは避けたいけど、まぁ60点の写真であればいいかな

撮影ソフトをAPT Astro Photography Toolへ移行しました。
従来利用していたツールでは、ASCOMとの連携、マルチカメラ機能などで不具合、制限があり、困っていたのですが、APTを利用することで解決、PHD2を使ったOff Axis Guideも成功するようになり、ガイド精度も上がりました。かなり満足しています。撮影の時間効率、成功率が向上したように感じます。

APTは多くの機能を持ちますが、それぞれ機材に合致した設定が必要です。それが注意点みたいです。
気に入っている機能

1.マルチカメラ
複数のカメラで撮影可能、それぞれ動作プロセスを決められます。Ditheringなどでは同期制御が可能、Server CameraとClient Cameraを設定します。

2.ポイント クラフト
撮影した画像から撮影座標を見つけます。これで望遠鏡の向きを正確にアライメントできます。 ファインダーを使ったアライメントは不要、撮影フレームの微調整もクリック動作で望遠鏡向きを正確に移動できます。

3.フォーカス
Live ViewはもちろんFocus Aid/Bahtinov Aid/Auto-Focus Aid/Focus Craftなど、多種フォーカス関連のツールがあります。 Focus Craftは、撮影毎にImage全体からHFD/FWHMを計算可能することで、温度変化によるフォーカス変更が必要かどうかをLogに出力します。まだ試していませんが、Session Craftに設定すれば、例えば温度変化があれば、自動的にAuto-Focus Aidを実行することができるようです。

4.ガイド
PHD2を使ったガイドで、Dithering設定だけでなくメイン画面にガイド状況を表示可能です。 Off Axis GuideにはPHD2が適合しました。

5.ファイル管理
撮影画像に各種設定条件が追加され、カテゴリ毎に指定のフォルダへ保存されます。
撮影後の整理が楽になりました

6.ログ出力
各種APT実行のメッセージが表示されるため、状況を把握しやすいです。

7.プラネタリウムソフト連携
現状、ASCOM経由でステライメージと連携させて使っています。他のソフトも時間があれば試したいです。

8.その他
設定をあらかじめ自宅PCでシミュレーションしながら決め、ファイル保存できます。現地であわてる必要がありません。
マニュアルとTipsが揃っています。英文だけど、なんとなくわかります。なかなか難しいですが、翻訳するより試してみるしかありません。
英文でも全部を解説しているわけではないし、機器の組み合わせで異なる場合もありますからね。
また、EOSカメラは、センサー温度、累計シャッター回数などがわかります。
画面の色、サウンドを変更できます。
まだまだ機能がありますが、まだ使っていません。

今日時点で正式版R4.01、ベータ版R4.051、完成度が上がっているように感じます。
本当は国内産業発展のため、国内メーカを応援したいのですが、不具合について相談しても解決に時間が掛かるようです。
今や、無限に近い組み合わせがある制御ソフト開発は、ハード開発より時間とお金が掛かりますよね。
とがった長所もあるので、気長にレビジョンアップのリリースノートを毎回確認しています。
APTは、もっと使いこなせるようになったら、備忘録にまとめたいです。
海外のソフト、Stellarium、INDIも調べようかな。


NGC7023(アイリス星雲) ケフェウス座 地球から1300光年
2022年9月30日撮影 那須塩原
GS-250RC/TR+ SD FlattnerHD+ ReducerHD+ EM400+ 6D ISO3200 360sec x32 ASI174 Off-Axis
NGC7023_5_20220930_.JPG
オフアキシスのためガイドエラーがありませんでした。
でもアイリス星雲や回りの分子雲を捕らえるにはもっと露光時間が必要そうです。



NGC7000 はくちょう座 地球から2200光年
2022年9月30日撮影 那須塩原
GS-250RC/TR+ SD FlattnerHD+ ReducerHD+ EM400+ 6D ISO6400 240sec x10 ASI174 Off-Axis
NGC7000_8a_20220930_.JPG
F7でも明るい散光星雲はよく写ります。f=1560mmでは長すぎるかもしれませんが、やっぱりというか当然ですが、FSQ106EDより暗い星々が見えますね。
次回はモザイク撮影に挑戦しようかな
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秋の夜空 [天体写真]

那須の季節で一番好きなのは、秋かもしれません。
紅葉で染まる山々、街並み、どこに行っても見飽きることがありません。
多くの詩人や歌人、自然の呼吸を感じ取れる人たちが愛してやまない気持ちを
鈍感な自分でも少しだけ感じることができます。
そして秋の夜空も情緒があふれています。
遠い遠い星々が、ふわーっと浮かび上がるのです。
確かに夏の銀河は早々と沈みますが、夜空が安定している季節なので、
じっくり撮影するには良い季節かもしれません

ひさびさにFSQ106EDでちゃんと撮影しました。
アイリス星雲、青い輝きが魅惑的です。初めて撮影しました。ふわーっと出てきました。
それからIC1396、「ガーネットスター」と呼ばれているケフェウス座μ星(左上)、「象の鼻」
と呼ばれる暗黒帯[vdB142](右中)が有ります。
こちらも初めて撮影しましたが、那須の暗い夜空に助けられて、にぎやかにふわっと出てきました。

NGC7023(アイリス星雲) ケフェウス座 地球から1300光年
2022年9月30日撮影 那須塩原
FSQ106ED+EM400+D810A, 360sec x32
NGC7023_1_2_20220930_.jpg

IC1396付近 ケフェウス座 地球から2400光年
2022年9月30日撮影 那須塩原
FSQ106ED+EM400+D810A, 360sec x27
IC1396_1_4_20220930_.jpg





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ブラックホール [天体写真]

ブラックホールの撮影発表から2年経ちました。
結構ー興奮しましたよね。
3か月前に水沢VLBI観測所所長、本間教授の講演に参加して、再び興奮しました。
事象の地平線ってなんだ? いて座Aスターとはどこが違うんだ?
出てくる単位は理解を超えているし、想像がつかないけど、ブラックホールの
映像で見ると、吸い込まれる気分になるのは自分だけでしょうか?

ウルトラマンの故郷はM78、いやそれは台本の誤植で、本当は
このブラックホールを中心に持つM87だとか、、、
いやいや、やっぱりM78星雲でしょう!
というわけで、こちらは自分が初めて撮影したM78星雲です。

M78 オリオン座 地球から1600光年
2020年11月13日撮影 那須塩原
GS-250RC/TR+ SD FlattnerHD+ ReducerHD+ EM400+ D810A

M78_4_6_20201113.jpg





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那須の空にハート [天体写真]

元気は元気だが、元気がでない。先月のスマホデータ使用量は、50MBだった。
外出しない日々が続く。
本当に、那須で星見生活をしながらテレワークもできそうだ。
日常が戻って来る日が待ち遠しい。


天空ではハート星雲と呼ばれるが、どこかで食したパイまたは相撲の行司が
軍配を示す扇子に似ていると感じてしまう。
まぁ、宇宙一大きいハートと信じる方が夢がありますね。

ハート星雲 IC1805 カシオペア座 地球から7500光年
2020年11月21日撮影 那須塩原
FSQ106ED + LPS-D1 + EM400 + EOS-6D : 5min x19
IC1805_20201121.jpg

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那須の秋冬 [天体写真]

Happy New Year
いつもの日常が戻り、早く地球が元気になりますよに!

鷹_20201101_01-1.jpg

那須の秋冬は、青い空が遠くまで広がります。
農作物を収穫し、つるっとした地表の上、たくさんの猛禽類が舞っています。
特に多いのが鷹、那須どうぶつ大国で見る彼の仲間たちです。
他の鳥たちとは一味違う雄大な飛翔に感じます。

夏の王者、白鳥座がゆっくり沈む季節、ずっと前から狙っていた網状星雲を撮影できました。
宇宙が生み出す光はなんと美しいのでしょう。

NGC6992 網状星雲 はくちょう座 地球から1600万光年
2020年10月18日撮影 那須塩原
GS-250RC/TR + SD FlattnerHD + ReducerHD(0.8)+ EM400 + D810A 5min x28
NGC6992_24b_20201018_1.jpg
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ステラショット2 その2 [天体写真]

ステラショット2は、2.0bがUpdateされました。
リリースノートを読むと、曹禺したバグはすべて改善された様子です。
子午線超え導入が可能となる微動導入もASCOM 接続がサポートされたようです。
試用した際は制限なんだと思いましたが、なんとかなると思って諦めていました。
やっぱりASCOMが使える環境は維持したいです。良かった良かった。
そうそう曇り判定の機能も良いです。精度が改善されたそうです。
いつも撮影続行かどうか迷っていましたが、良い目安になると思います。

M86,M84 おとめ座 地球から6000万光年
2020年3月22日撮影 那須塩原
GS-250RC/TR + SD FlattnerHD + ReducerHD(0.8)+ EM400 + D810A 5min x9
M86_D810A_1_20200322_01.jpg

おとめ座銀河団は1000-2000個、銀河系、アンドロメダ銀河、大マゼラン雲などの局部銀河群は40個程度の集まりだからめちゃめちゃ大きい。
おとめ座銀河団は M87、M86、M49 銀河が中心、今回カメラを向けたのはこの中のM86になります。
地球からの距離6000万光年の彼方、こんなにたくさんの銀河があるわけです。地球から観測可能な宇宙138億光年なんだから、もうもう想像できない程の銀河があるはず。
それほど見栄えが良い写真が撮れるわけではないけど、はるか、はるか遠い宇宙を覗いた気分になりました。

M86_D810A_2_20200322_BWS.jpg
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ステラショット2 [天体写真]

StellaShot2体験版で撮影をしてきました。
正式版も本日届きましたが、先週末の那須は天候が安定していたので待ちきれず、
試したわけです。
全部試したわけではありませんが、価値ありと感じました。
追加改善機能は、どれも魅力的です。
1.子午線越えの導入
これまでPCの時刻設定を2時間進ませて対応していましたが、この機能により
実際の時刻に設定して使えるようになりました。
2.ライブビューでの連続撮影
設定した条件で連続撮影し、ピント合わせができるようになりました。
実際のライブビューよりピント合わせが正確になります。
3.再生画面と同じ方向再導入
ピント確認等のなんらかの理由で望遠鏡を違う方向へ向けても、再度、再生画面と
ほぼ同じ方向へ向ける事ができます。
もちろん2晩に渡る撮影でも使えます。
4.オートガイドが改善?
何が変わったのか不明ですが、ガイド精度が改善されました。気のせいでしょうか?
キャリブレーションも安定化も早くなりました。
*その他
バグ?と思われる現象もありましたが、すでに修正されたり、近々にupdateされる様子です。

ますます楽々撮影というか、ミスを起こさない作業ができるようになった印象です。
それにしても、カメラや赤道儀を制御するソフトのデバッグ作業は大変だろうなと想像します。だって、仕様変更や、ドキュメントと異なる動作をしたりするだろうから、実際のHWで検証しないとわからないだろうなと思います。
ユーザ視点からみるとあれこれ要求したくなりますが、改善が継続する事を望みます。

M96,M105 しし座 地球から3800万光年
2020年3月22日撮影 那須塩原

GS-250RC/TR + SD FlattnerHD + ReducerHD(0.8)+ EM400 + D810A 5min x30
M105_D810A_3_20200322_03.jpg




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那須のすっきり夜空 [天体写真]


那須の秋から冬は晴天率が良い。
日中はあちこち出掛け、夜は星見、忙しい忙しい。
澄み切った青い空をみながら温泉に入り、夜の星空を想像するのが楽しみですね。
しかも11月30日の夜は気流が安定、バーティノフマスクのピント像が明瞭でした。

肉眼で見ていてもくっきりすっきり、オリオンがこれでもかというほど輝いていました。
マイナス3度、無風、夜露でびしょびしょだったけど、主鏡は幸い大丈夫でした。
まずは秋定番のM33、何度も撮影してるけど、まだまだですね。光条がだめだー。
主鏡の抑え金具をマスクしたいんだけど、どうやって作ればよいんだろう?

M33 さんかく座 地球から250万光年
2019年11月30日撮影 那須塩原

GS-250RC/TR + SD FlattnerHD + ReducerHD(0.8)+ EM400 + D810A 5min x24
M33_2_D810A_20191129_01.jpg

続いてコーン星雲、子午線付近に来るまで待って、スタート
3時間やったけど、いくつかガイド不良がありました。ガイドは奥が深い。

NGC2264(コーン星雲、クリスマスツリー星団)いっかくじゅう座 地球から2600光年
2019年11月30日撮影 那須塩原

GS-250RC/TR + SD FlattnerHD + ReducerHD(0.8)+ EM400 + D810A 5min x30
NGC2264_4a_20191129.jpg


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冬に備える秋の那須 [天体写真]

エンジンを止め、ドアを開けて夜空を見上げる。
そこにはくらくらするほどの星空が広がっていた。
一気に興奮が高まり、倍速で準備を始める。
冬の王者が秋の那須で立ち上がる。子午線を横切るオリオンだ。
よし決めた今宵のターゲットは馬頭星雲だ。
定番の対象だが、どう見ても今夜の主役を主張している。
構図を決め試し撮りをすると、今度は馬の眼差しと目が合った。
よっ! と軽く声がけして見たが、知らんフリだ。
1500光年先の星々は、今日も静かに神々しく宇宙に漂う。

馬頭星雲 オリオン座 地球から1500光年
2019年11月3日撮影 那須塩原
GS-250RC/TR + SD FlattnerHD + ReducerHD(0.8)+ EM400 + D810A : 5min x18

IC434_810_20191102.jpg

11月の那須が大好きだ。
もっとも美しい季節、山、小道、川辺、色とりどりに染まる。
雲一つない晴天、こんな日は一本イチョウへ出掛ける。
このイチョウはお寺へ訪れる人々をずっと見守ってきたようだ。

いっぽん イチョウ
2019年11月3日撮影 那須塩原
イチョウ.jpg


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