Robo Focus [機材]
すでに枯れた技術、話題かもしれませんが、和製Robo Focusを入手しました。
FSQ106EDには、減速微動装置や高性能クランプを持っていますが、それでもピント合わせは
悩みの種です。せっかく撮影してもピントに満足できない事がしばしば。
その原因は、”まぁいいか”と温度変化があってもピントの再調整をしない事、いやいや再調整が
面倒である事でしょう。
Robo Focusへの期待は、以下です。
1.鏡等へ触れずにピント調整ができる事。
2.温度変化をモニタし、自動調整できる事。
3.鏡等へ触れずにクランプできる事。
鏡等への取り付け/撮影はまだですが、PCからの操作方法はだいたい理解できました。
モータは、オリエンタル製(PK243A2-SG18)で1ステップ(0.1度)単位で動作でき、0.8Nmで
クランプできます。温度変化への追従は、3ポイント以上のリファレンス値を与えれば自動または
マニュアルで行います。
オートフォーカスは、FocusMaxをWindows Vistaへインストールしたのですが、maxlm DL
またはCCDsoftが必要だそうで、現状の環境では実行できないことがわかりました。
ソフトは高価なので、これらを使わずにFocusMaxを利用する方法はないんでしょうかね?
このFocuserは、”ようこそくわなの星空へ”の頒布品を入手したものですが、
ソフトのインストール等で丁寧なサポートを受け感謝しています。
今回初めてASCOMという"Initiative"を知りました。
このFocuserは、ASCOM platformと呼ばれるOPEN Platformの上でRoboFocus
Control Programというアプリケーション(&Driver)で動作します。
これらソフトはフリーでソースまで公開されているようです。
私にはソフト開発する技術などありませんが、利用することは可能で、今後の機材選択は
ASCOMをサポートするかどうかも注目点になるでしょう。
ちなみに、Focuserと一緒にFT232RLというUSB-Serial変換ICのデータシートが
送られれきました。 ビックリです。 天体機材なり、電気製品なり、説明書と一緒に
使われているICのデータシートを見たのは初めてでした。
このICを理解しないと使えないのか、これはキットなのだろうかとびびりました。
でも大丈夫、ドライバーソフトをインストールするだけでOKでした。
さてさて実際の撮影ができたら、またレポートします。
少なくても立ったり座ったりせず、PCから操作できるわけですから、腰への負担が減りますね。
これが最大のメリットかもね。
はじめまして。
RoboFocusで検索しまして辿りつきました。
RoboFocus互換のフォーカシングソフトを自作頒布しておりますので
ご参考になればと書き込みさせて頂きました。
下記ホームページで紹介しております。
http://isp.aa1.netvolante.jp/int_timer/
by harry (2010-02-25 19:04)
ご紹介をありがとうございます。
興味をそそるソフトですね。
by yozora (2010-02-25 22:25)