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三鷹・星と宇宙の日 2012 [その他]

東京 三鷹にある国立天文台の特別公開へ行ってきました。
日頃の研究を一般の人へ公開するたくさんのイベントがありました。
朝から夕方まで盛りだくさん、どれもこれも興味深い話ばかりでアドレナリンびしばしの1日でした。
職場でも度々発表というイベントはありますが、究極のところは、その技術がビジネスへ結びつくか付かないかに視点が向くわけで、天文台の研究の純粋さは本当の意味での好奇心をソソリます。
特に天文学は、実生活への関わりは薄いので”だからなんなんだ”、”どうして1番じゃなきゃいけないのか”という質問は愚問ですよね。

IMG_1954.JPG

いくつか講演を拝聴しましたが、わかりやすかったのは”壮絶な星の最期”という発表でした。
超新星の爆発は、1つの銀河で100年に一度ぐらいあるそうです。だからたくさんの銀河を観測して年間500個見つかっているとか。すごい! 恒星の寿命は1000万年、初期は水素、ヘリウム、核融合で酸素、炭素、ケイ素を経て、最期は鉄になるそうです。そして、超新星爆発! 未だにどうやったら爆発するかは解明できていないそうです。物理法則をつぎ込んでもシミュレーション上では爆発せず、だから実際の観測で解明したいけど、1000万年の核融合もケイ素から鉄そして爆発までは1週間とか、なかなかその瞬間を観測することは難しいそうです。後から知ったのですが、爆発が起きると50光年以内の惑星は壊滅的な影響を受けるとか。 宇宙の長い、そして壮絶な物語は今も進行中なのです。

サイエンスカフェという所では、コーヒーを頂きながら、私と私の妻だけのために、PCを使って”近い銀河、遠い銀河”という説明を先生から拝聴することができました。プレゼンもメニューがあって、どれにしますか?と聞かれたんですが、かなり舞い上がってしまいました。
実はアンドロメダ銀河の視直径は満月50個分もあるとか、すごい、知らなかった。
来年も絶対ここに来ることを決定しました。

IMG_1951.JPG
この20cm 赤道義は1927年に設置されたそうです。
主に太陽観測に使われてきたとか、ずっとずっと私たちの太陽を見続けて来たんですね。
ありがとう。










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