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星と宇宙の日 2015 [その他]

もう10日も前の事だけど、三鷹・星と宇宙の日 2015へ行って来たので報告します。
毎年、アカデミックな気分になれるイベントでとても気に入っています。
特に講演会は見逃せません。
今年は、バイオテクノロジーに注目した内容でした。
もう地球外に惑星がある事は当たり前、生命がいるかどうか、
その時に向けて準備をしている段階の様子でした。
正直言えば、知的生命がいるかどうか、交流ができないか、などなど
知りたい訳ですが、これはまだまだ遠い先ですね。
ちょっと知り合いの宇宙人があっちの家にある30mの望遠鏡で、こっちを
見せてくれるんだって、週末は一緒にあっちへ行ってみる?とかなんとか、、、


宇宙に新世界を切り拓くアストロバイオロジー
yozoraの勝手な要約

宇宙を観る目、検出器と望遠鏡が進化してきた。
標準の惑星形成理論は太陽系の成り立ちを説明できていたが、系外惑星
の出現により崩れた。(おもしろくなってきた。)
100億個の銀河、1000億個の恒星、生命がいないはずがない。
系外惑星を見る事は難しい。太陽がまぶしい。では、どうやって、、、
ドップラー法、視線速度法、トランジット法、、、がある。
現状、5000個の系外惑星候補が見つかっている。
スーパーアース超地球と言われている物は1000個の候補。
ケプラー衛星望遠鏡は口径1mで白鳥座の特定方向を観測し、4700個の
候補を見つけた。小海王星サイズが多い。
すばる望遠鏡では、補償光学技術で直接観測し、第2の木星の撮影に成功した。
すばるの視力は1200、ALMAは6000のポテンシャルがある。
ハピタルゾーンは、生命が存在しうるエリアで、赤色矮星のMタイプに注目している。
しかし、地球サイズのハビタブル惑星候補は、10個から20個程度しかない。
ケプラー186fは、地球に最も似ている。しかし、500光年は遠い、
生命の根拠を探すのは厳しい。方針変更が必要で、地球に近い惑星を見つける。
低温のM型惑星をすばる望遠鏡で見つけて、TMTで生命をみつける。
赤色矮星の周りに惑星を見つけても太陽とは異なる。赤く暗い大型の植物
長い寿命の生命が考えられる。それがアストロバイオロジーと言える。
2020年代にこうした研究が進むだろう。
M型ではなく、太陽と似た恒星で惑星を見つけるのは宇宙望遠鏡でないと難しい。
それは、2030年代まで待つ必要がある。

ご講演をありがとうございました。

星と宇宙の日では、色々なノベルティが配られます。
今回のお宝はこれです。

IMG_0439_1a.jpg

今年のサイエンス・カフェは、嗜好を変えてちょっと変わった小熊宇宙人が
解説してくれました。普段は難しい研究をされているのだと思いますが、
丁寧に解説してくれました。その中で見せて頂いたのがすばる+Hyper Suprime-Cam
で撮影したアンドロメダ星雲、それがこのクリアファイルだと思います。
PCで赤い部分を拡大するとすごかったです。
ポスターサイズで売ってくれないのかなー。
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